■21 JR高岡駅 南北自由通路『万葉ロード』
納 入 年 度 |
2011年 |
納 入 製 品 |
ハドソンHD-60-200 |
使 用 箇 所 |
南北自由通路天井部ルーバー |
◇DATE
瑞龍寺口より改札口付近をのぞむ
古城公園口風景
古城公園口側から真っ直ぐに伸びてきたルーバーは、高岡駅改札前付近で大きく上下に動きを持たせてある。
これは、立山連峰の山並みをイメージしたものであり、ルーバーのサイズも60×200と、大型である。
焼付け塗装によって木に似た質感を演出し、暖かみのある空気を醸し出している。
自由通路中央より古城公園口をのぞむ
天井のルーバーは、細部までこだわって作られている。
特に、ルーバーが上下に動きながら吊るされている部分では、一ヶ所ずつ寸法・取付ピッチがミリ単位で異なっており、下から見上げたときに山々のうねりを感じられるように設計されている。
古城公園口側ルーバー納まり
昔も今も駅は街の玄関であり、改札を出た瞬間の雰囲気はとても大切である。
富山県第二の都市である高岡市の玄関である高岡駅は、バリアフリー機能を持つ橋上駅として生まれ変わるとともに、
駅の南北をつなぐ自由通路としての役割も新たに担うこととなった。
南北約100mにも及ぶ自由通路の天井を、大型サイズのルーバーがアクセントとして配置されている。
駅全体のいたる所にもアルミが使用されており、まさにアルミの街、高岡である。