屋上目隠しルーバー　（ＨＤ−１００−３０Ｒ）

屋上の目隠しルーバーとして使用されたのは、風騒音対策ルーバーのＨＤ−１００−３０Ｒである。
病院で使用するということもあり、風の騒音には特に気を配っている。

コーナー部に目をやると、このルーバーの独特の形状がよく分かる。

玄関キャノピー部（形材スパンドレルＮｏ．１１Ａ）



この病院を利用する方々が通る正面入口前の庇である。
車寄せの屋根も兼ねており、濡れることなく院内に入ることが出来る。

外壁ルーバー（ＨＤ−５０−１００Ｈ）

耐震補強した建物を意匠的に覆うようにして設置されたルーバーである。

病院建物前面に柱のようにルーバーが何本も並ぶのは、なんとも壮観な眺めである。

病院施設というものは、普段はもとより災害時には特に重要な役割を担う。

そのために、耐震補強やリフォーム、メンテナンスなどを適宜行う必要が生じる。
また、入院患者に配慮した建築物であることが求められる為、風の騒音を防ぐ材料を使用したり、と細かいところに目を向けている。

施設を通常使用しながらの工事なので長期に渡る現場であった。






　　　　　　　　　　　　　　　　　施工および撮影協力　　宮城県Ｗ社様